2008年03月13日
市場原理主義
現実的な考え方ってこと?
市場原理主義(英:Market fundamentalism)とは、全てを市場に委ねれば公平さと繁栄が約束され、市場へのいかなる干渉も社会的幸福の減少につながるとする思想的立場。自由市場を万能とする経済哲学に対する軽蔑語として使われることもある。
1998年にジョージ・ソロスが著書の中で19世紀におけるレッセフェールの概念のより良い表現として市場原理主義を紹介したことから知られるようになった。
新自由主義(neo-liberalism)は、市場原理主義の思想を、政府の経済・社会政策、ならびに個人の人間類型を改造するためのプロパガンダなどに適用したものである。特に歴代米国共和党政権や、英国のサッチャー首相の時代、市場原理主義の思想が重視された。この言葉は世界各国でも国有企業を民営化することを正当化する思想などとして用いられてきた。日本では小泉内閣の経済政策が史上最も市場原理主義の思想を体現した新自由主義的性格を帯びていると言われる。
『コーラン』のような経典を規範化し、現実の経済・社会ならびに諸個人ををその通りに改造しようとするイスラム原理主義等と共通の論理構造を持ち、新古典派経済学の理論に宗教の経典のような性格を与えることになった。
市場原理主義は新古典派経済学が理論化の便宜のためおいた前提や、その前提から導き出された命題を規範化し、現実の経済・社会ならびにそれを構成する個人をこの前提や命題の通りに作りかえることによって、新古典派経済学がエレガントな数理モデルで描き出している均衡の理想世界が実際の地上に君臨し、人々があまねく富裕を享受できる至福が訪れるとする思想的立場である。[1]
新古典派経済学それ自体は、数学を多用して科学的に公正中立な概観を見せてはいるが、経済・社会の現実を必ずしも正しく抽象しているわけではない。ここから、それを忠実に受け継ぐことを主張する市場原理主義は、科学的装いのもとに富裕者の利益を図る役割を果たすことがしばしばである。今日、市場原理主義的な政策による格差社会化が議論を呼んでいる。その背景には、新古典派経済学で、労働を不効用(苦痛)、賃金をこの不効用に対する補償ととらえているため、高所得者はこの不効用をより強く耐え忍ぶ者と理解されている問題がある。社会的公正をめざし所得再分配を図ろうと累進課税や高所得者の社会保険料増額によって高所得者の実質所得を切り下げる政策は、富裕者の勤労意欲をそぎ、社会的に非効率となるから、政府は行うべきでない、と市場原理主義者は唱える。この「効率と公正のトレードオフ」と称するものを根拠にして、政府の所得再分配が制約され、所得格差はいっそう拡大した。
(以上、ウィキペディアより引用)
え?違うの??
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